【バスケ、見に行くんだけど】第3話・最強の観戦軍団/プレーオフへ、正念場だぞ

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 観戦軍団第2回目の出動は、1月6日(土)であった。寒風吹きすさぶ荒れ模様の天気。こないだも雨だ。われわれが来ると必ず悪天だ。
 さて、私は特定のチームを応援する時、まず「どうなったら優勝するのか」という仕組みの把握から入るというタイプである。今季のbjリーグは8チーム。各チーム総当たりで40戦して、上位4チームがプレーオフを行う。プレーオフは最初「1位対4位」「2位対3位」で行い、勝者同士が優勝戦を戦ってシーズン優勝が決まる。なるほど。とすると、まずは上位4チームに入ればいいのか。

 成績を見ると、どうやら上位2チームは大阪と新潟のようである。続いて高松と仙台と大分の3チームがダンゴ状態で、東京と埼玉と富山が下位のようだ。ふーむ、このままいけば高松と仙台と大分の3チームのうち1チームが落っこちる。ということは当面のライバルは仙台と大分だ。よし。だんだん気持ちの置き場所がわかってきたぞ。今日の相手は、仙台! これはたたいとかないかん!
 というわけでこの日は前回にも増して応援モチベーションを上げないかんということで、私はよりすぐりの応援メンバーを集めることにした。県下最強のツッコミ男・ごん、感性の応援・和田画伯、やる気とねむ気みなぎる笹木、そして東京から高松北高出身・北浜の騒動師・オフィス北野所属俳優・太田浩介! 関係ないけど、何と5人のうち3人が映画「UDON」に出ている(3人合わせて10秒ぐらいやけど)という最強応援軍団だ。一抹の不安は、太田の暴走(笑)。

 田尾 「そういうわけで今日は負けるわけにいかんから、心して応援するように」
 太田 「了解しましたー!」

 いつものように二階席に上がると、今日は前回より明らかに観客が多い。試合前に、例によってチアダンスチームが出てきた。

 太田 「ピューピュー!(指笛)来た来た! ごんさん、あの子かわいいで!前から3番目の子!よーし決めた。今日の目標、あの子に気づいてもらう!がんばれー!」

 もう太田、試合前から立ち上がって手を振って大興奮!
 そしたらいきなり、チアダンスの子が太田に手を振った。

 太田 「ごんさん、気づいた気づいた! 試合前に目標達成や!」

 目標達成しても帰さへんぞ。ホームゲームを勝つためにきみら連れてきたんやからな。いよいよ試合が始まった。チアダンスチームにくぎ付けになっていた太田も試合モードに切り替わる。

 太田 「よしファウル! どっち?」

 審判が高松ボールを告げる。

 太田 「よーし高松ボール! 太洋ボウル! シーサイドボウル!」

 岡田優選手がゴールを決める。

 太田 「おかだゆうー!」

 その発音は「太夫」じゃ(笑)。

 さて、今回は長々と観戦記を書いている場合ではない。なぜなら、これが掲載される翌日(明日)はもう次の試合があるから、2日も引っぱるわけにいかんのである。

 田尾 「観戦記、飛ばしていくぞ」

 第4クオーター残り5分になった。

 ごん 「飛ばし過ぎです!」

 前半リードされていたファイブアローズは最終残り5分で追いつき、そこから強力ディフェンスと怒濤(どとう)の攻撃で一気に突き放して快勝した。
 さて、あれから5試合を加えた2日現在、ファイブアローズは首位と4ゲーム差の3位にいる。後ろは1ゲーム差内に大分と仙台がいる。あと18試合、明日は下位の東京戦だ。正念場だぞ。観戦軍団はもちろん出動するぞ。ハーフタイムにカレーも食べるぞ。あ、こないだ会場でカレー食べてたら、オーナーにバッタリ出くわしました。

 田尾 「ちわー。お久しぶりでーす」
 オーナー 「おう田尾さん、何か変なの書っきょるな(笑)」
 田尾 「すんません」

 次の観戦記、「謹啓」とかで始めるかな(笑)。


(観戦軍団「タプタプ」団長・田尾和俊)

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